ワキガの治療法
夏の混雑する電車の中で耐え切れないのがワキガの臭いです。
ワキガとは腋臭症のことで皮膚のアポクリン腺から分泌される汗が原因で発します。日本ではワキガの臭いを嫌う人が多く、過度に気にする精神状態に追い込まれ、うつ病などを併発する恐れがあります。
また、自分をワキガと勝手に自己判断し、自己臭恐怖症になってりる方も多いようです。
日本の美容整形術では世界の中でも珍しく、健康保険が使えます。
ワキガの治療法は大きく分けて、以下の保存療法と手術療法があります。
■保存療法
制汗剤・腋毛の処理・ボトックス注射
ボトックス注射とはA型ボツリヌス毒素を筋肉に注射し神経伝達を抑制する方法で、メスなどは一切使わない方法です。
■手術療法
剪除法・吸引法・皮下組織削除法・切除法
この手術療法の中で、最もポピュラーなのが剪除法で、腋の皮膚のシワにあわせて1、2本切開し、アポクリン腺を切り取っていく方法です。
ワキガは保険を使うことができますが、民間病院では自由診療扱いで治療する場合の方が多いようで、いくらワキガの臭いの強い、または腋毛の範囲が広いからといって保険が適用されるとは限らないようです。
美容整形を行う機関でワキガ治療を受ける時は、事前に健康保険が使えるかどうかを、確認しておきましょう。