レーシックと白内障｜術後に白内障の手術は受けられる？
白内障は眼の老化によって起こる疾患のひとつ。今回はレーシックと白内障についてです。
■白内障とは？
まず白内障とはどういった疾患なのかということを説明したいと思います。
人の眼の中にはレンズのような役割をしている水晶体というものがありまり、眼から入った光が水晶体を通してピントが合うようになっています。
この水晶体は通常は透明ですが、様々な原因により濁ってしまうと光がうまく通過しなくなってしまう場合があります。
すると、物がかすんだり、光がまぶしくなったり、二重見えたりする状態を白内障といいます。
■白内障の原因
白内障の原因は、加齢によって水晶体が黄色く濁ってきたり、糖尿病やアトピー、遺伝、服用した薬の副作用、緑内障といった他の疾患だったりとさまざまな原因があるようです。
白内障にかかってしまうと、薬剤治療では水晶体の濁りを止めることができません。通常の生活に問題が出てくるような視力まで下がってしまった場合には、水晶体を眼内レンズと取替える手術で回復を図ります。
■白内障とレーシック
白内障は、レーシックの手術を受けた人でも将来発症する可能性があります。
レーシック手術を受けていると、白内障になった場合に手術が受けられるのか不安になる方もいるようですが、レーシック手術を受けていても白内障の手術は可能ですのでご安心です。