イントラレーシックと従来のレーシックの違いは?
どんな世界でもいえることですが、技術は日々進化し、レーシック世界も論外ではありません。
レーシックの世界では「イントラレーシック」という技術が、また新たに開発され主流になりつつあるようです。
では、この新しい技術である「イントラレーシック」と従来のレーシック手術との違いはどのようなものか違いを説明したいと思います。
まず、最も大きな違いといえるのはは「フラップ」の作成方法です。
フラップとは、簡単に説明すると、角膜を切り抜いて作る「蓋」のことで、その蓋の作り方が、従来のレーシックの場合は手動、今回のイントラレーシックの場合は機械で作られる点が最大の違いです。
通常、レーシック手術は、視力が悪いほど、角膜を深く削らなければなりませんが、イントラレーシックはレーシックに比べて深くまで削れるというメリットがあり、今までより強度の視力回復が可能になりました。
また、レーシック後に起こる「ドライアイ」の症状が、イントラレーシックの方がなりにくいというメリットがあります。
とは言え、イントラレーシックもレーシック同様に、手術を希望する方、全員が受けられるわけではありません。
角膜異常、角膜移植をしている人、または、重度の糖尿病や膠原病、出産前後の人、以前に眼の手術を受けた人などは残念ながらこれらの手術を受けることはできません。
また、パイロットや、これからパイロットを目指す方の場合、多くの人命を預かるという点でレーシックやイントラレーシックが請けられない場合もあるようです。