日焼け止めの基礎知識|SPFとPA値、日焼け止めの有効期限
■日焼け止めのSPF・PAとは?
日焼け止めに必ず表記されているSPFとPA、どういう意味かご存じでしょうか。
この数値が大きいほどより紫外線から肌を守ってくれるというのは知っているとは思いますが、実際の詳しい意味までは分からない人が多いのではないでしょうか?今回はそのSPFとPAについてです。
紫外線にはUVAとUVBという2種類があり、普段私達が浴びているのが99%がUVAの方です。
UVAは肌の真皮を攻撃し、肌の弾力を保つ成分であるコラーゲン、ヒアルロン酸などを破壊し、シワ、たるみの原因になります。
一方、UVBの方は、肌の表皮を攻撃し、シミやくすみの原因であるメラニン色素を増やします。
UVAを防ぐ強さを表すのがPA。UVBを防ぐ強さを表すのがSPFです。
PAは効果を実感するのがむずかしく、SPFとは違って記号で表されています。PA+からPA+++まであり、+が多いほど効果が高くなります。
SPFは「Sun Protection Factor」の略です。
SPFはUVBを防ぐ効果を2〜50+まで数値化していて数値が大きいほど効果的ということになります。
UVBによって肌が赤くなる性質を利用し測定しています。
■日焼け止めの使用期限
続いては日焼け止めの有効期限について。
日焼け止めの有効期限はどのくらいのものなのでしょうか?
通常、化粧品の使用期限は特に表示されていなければ法律で製造日より3年間と定められています。
しかし、日焼け止めは大体1シーズンで使い切るのが目安のようです。
私の場合、1年で捨てるのはもったいないので、開けてみて特に異常がないようでしたら腕や足などに使っています。
また、ファンケルの日焼け止めには、未開封1年以内、開封後6ヶ月以内と使用期限が表示されています。
石油系界面活性剤や防腐剤といったものは使用していないため、白浮きや覆われているといった感じがなく、お肌にやさしい使用感が特徴の日焼け止めです。エイジングケア成分のホオノキ樹皮エキスなども配合されています。