多価不飽和脂肪酸とダイエットの関係
多価不飽和脂肪酸というものをご存知でしょうか?
ダイエットレシピを勉強していると、油にもたくさんの種類があるというこに気付かれると思います。
ほとんどの料理で使用される油。ダイエットレシピの多くでも使用されると思います。
今回は、多価不飽和脂肪酸の、αリノレイン酸・EPA・DHA・リノール酸・γリノレイン酸・アラキドン酸の6つを紹介したいと思います。
■αリノレイン酸
えごま油や亜麻仁油に含まれていて、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、癌などを予防でき、アレルギー性疾患も改善する効果あり。
■EPA
魚介類で、いわし、すじこ、さばなどに多く含まれ、血栓を溶かしたり、悪玉コレステロールを減らす効果があります。
■DHA
脳の情報伝達をスムーズにし、記憶力などの学習能力の向上、脳の老化を防ぐ効果があります。
■リノール酸
オリーブ油、紅花油、ひまわり油などに多く含まれ、代謝を促進させる効果があります。
しかし、リノール酸は、過剰に摂り過ぎてしまうと善玉コレステロールまで減らしてしまうことがありますので注意が必要です。
■γリノレイン酸
月見草油に多く含まれ、糖値や血圧、血液中のコレステロールを抑え、血の流れをさらさらにする効果、また、肥満予防など、ダイエットに最適の油です。
■アラキドン酸
肉・卵・魚などの動物性の脂肪に多く含まれています。過剰に摂りすぎると高血圧、動脈硬化、アレルギー疾患の原因となりますので注意が必要です。